衝動買いをしないシンプルかつ簡単な方法
少しずつですが、節約生活が身についてきたような気がします。
主に、コンビニやスーパーで買う食べ物、飲み物関係ですが、無駄な出費を少し抑えられているような。
今目の前にある欲しいと思っているもの、これ、本当に今の自分に必要なのか?
そう自問自答することによって、手にとった商品を陳列棚に戻すことも増えてきました。
少し前だったら、味気ない、なんてつまらない人生なんだと思っていたことでしょう。
しかし、最近は、わりとそうでもなくなってきました。
ヘンな言葉かもしれませんが「遣わない喜び」のようなもの?
「喜び」というか「悦び」と書いたほうが良いのかな?
財布があまり痩せずに、今日も1日スルーできたという安心感とささやかな悦び。
この感覚が少しですが分かってきたような気がします。
特に、衝動買い。
これが無くなってきたことは喜ばしいことですね。
衝動買いを防ぐ方法は比較的簡単だということが分かりました。
それは、
⇒買い物行く前に買わなきゃいけないものをメモっておく。
⇒メモしたもの以外買わない
以上です。
買わなきゃいけないものは、生活必需品で、トイレットペーパーとか洗剤など、もろもろの消耗品類ですね。
こういうものは、あ、そろそろストックを買っておかなきゃと気づいた時点で、スマホのメモ帳にメモっておく。
で、スーパーに行ったら、そのスマホのメモに書いてあるものだけを買う。
これを繰り返せば、浪費は避けられます。
以前だったら、なんとなくトイレットペーパーが切れそうだから買わなきゃと思ってスーパーに行くと、目の前にあるほかの商品にも手が伸びて、気がつくと、カゴの中には、シャンプーやらリンスやら消臭剤やらが入っていたものです。
スーパーやコンビニにディスプレイされている商品は、POPをつけたり、ポスターを貼ったり、陳列を工夫したりと、少しでも商品を魅力的に見せるような工夫をしているので、無防備な状態で店に行くと危険です。
ついつい、販促する側の術中に陥ってしまい、無駄な出費をしてしまいがちです。
そうならないための対抗手段は、「メモに書いてないものは買わない」。
これに尽きると思います。
もちろん、店内で「あ、しまった、あれも買っておかないと、そろそろストックがなくなるぞ!」と気がついたものに関しては、たとえメモに書いていなくても買うのはOKですが、基本はメモしたもの以外は買わないという姿勢を貫くことが最上だと思います。
仮に、買うものがトイレットペーパーだけでもいいじゃないですか。
レジで恥ずかしがる必要はまったくない。
いちいちレジ打ちの人は、この客ケチだだなんて思いませんから。
しかし、それが分かっていても、たった1つだけ買い物するのは、なんか格好悪いし気が引けるな、なんて思っていた自分は、なんて見栄っ張りで愚かだったんだろうと思いますね。
店側にどう思われようが(思われませんけど)、買わなきゃいけないものだけ買えばいいのです。
それが客!
そう思うようにすれば、心がずっと軽くなりますよ。
大富豪から学ぶ倹約術
お金持ちになるためには、稼ぐことも大事だけど、倹約も大事!
ということで、ネットサーフィンをしていたら、大金持ちで特にユニークな倹約っぷりが列挙されたサイトを見つけました。
これ、なかなか面白いですよ。
へぇぇと唸るようなエピソードが満載。
取り上げられている著名人は以下の11人です。
世界一の投資家ウォーレン・バフェット。
インドIT産業の「皇帝」アジム・プレムジ。
歌手のビヨンセ。
IKEA創業者のイングヴァル・カンプラード。
NY市の元市長マイケル・ブルームバーグ。
起業家のブーン・ピケンズ。
アップルの創始者スティーブ・ジョブズ。
ロシアKGBの元スパイアレクサンドル・レベデフ。
皆さんそれぞれユニークな倹約っぷりや、節約哲学をお持ちだということが読むと分かります。
これを読んで、マネが出来そうなことはマネをしてみても良いかもしれません。
しかし、それ以上に学べることは、この11人の皆さんは、大事なことの優先順位をきちんと自分の中に持っているということですね。
逆に言えば、大事なことを優先させるかわりに、中途半端なことや大事ではないと思えることには、時間もお金も割かない。
この徹底ぶりが大事だと思いました。
そして、このマインドを学ぶことがお金持ちに近づくヒントになるかもしれません。
考えてみれば、流行ものだからといって、あまり欲しくもないものにお金をつかったり、気が進まないながらも「付き合いだから」と自分を納得させて会社の人と仕事帰りに飲みに行ったりする行為って、自分にとって優先度の低いことにお金も時間もつかっていることになります。
きっと金持ちになれる人は、こういうことに対してはドライに「不要!」と判断をくだし、実行に移せる人なんでしょう。
優柔不断ではない。
目標、夢、やりたいことがハッキリしている。
そのために、すべきこと、してはいけないことの境界線がしっかりしている。
この精神こそが大事なのだと思いました。
今後はテレビのCMを見て、なんとなく欲しいから買うみたいな衝動買い(=無駄金遣い)は控えるようにしたいと思います。
逆に考えれば、我々庶民に無駄金を遣わせるために財布の紐をゆるくさせようと巧みに働きかけてくるCMや広告を考える人って、凄いなと思ってみたりもしました。
そういう欲望を喚起させ、消費を促す宣伝を作る人たちって凄いよな~とも思います。
そういう人たちが作った巧みなCMに「のせられないぞ!」というマインドを持つことも大事なのかもしれませんね。
DAIGO・著『「好き」を「お金」に変える心理学』と、堀江貴文・著『僕たちは働かなくていい』
メンタリストDAIGO氏の『「好き」を「お金」に変える心理学』という本を読みました。
メンタリスト=心理学を学んでいる人
という図式からも、なんとなく、無理やり心理学のウンチクを混ぜているような感じがしないでもありませんでした。
ゾーンに没入しろ、みたいなところとか。
しかし、基本的には、心理学の本というよりは、これからの時代のお金の稼ぎ方のための「考え方」の本だと認識しました。
つまり、タイトルどおり。
好きなことをやっていれば、お金稼ぎが出来ますよという「考え方」です。
そして、集まったお金を再投資に回そうという考え方です。
この考え方に近い本として、最近読んだ本は、ホリエモンこと堀江貴文氏の『僕たちは働かなくていい』があります。
この本も、比較的DAIGO氏の主張内容と似ているところがあります。
もうAIの時代なんだから、面倒なことはAIにやらせて、僕らは働く必要がないんだ、好きなことをすればいい。
そういう内容でしたね。
もちろん主張は分かりますが、ちょっとした反論として、好きなことをしてお金がガバガバはいってくるのって、DAIGO氏やホリエモンという有名人だからなんじゃ?と思うんですよね。
また、この2冊の本は、筆者の主張はもちろんよく分かりますし、本当にその通りだったら(好きなことしてお金が入ってくれば)、それはものすごく理想的なユートピアな世界だと思うのですが、実際、その好きなことをお金に換えるための具体的な方法(マネタイズの方法)がほとんど書かれていないことが気になります。
もちろん、DAIGO氏にとっても、ホリエモン氏にしても、「自分はこういう好きなことをやって、こんなに稼いでいる。だから、この発想を学んでね」ということなんでしょう。
そして、「好きなこととはいっても、それは人それぞれ。好きなジャンルによってもお金の稼ぎ方は違うから、あとは自分で考えてね」といいたいのかもしれません。
しかし、この手の本を読む人の多くは、「考え方は分かったけど、その先のことを知りたい!」と思う人がほとんどなのではないでしょうか?
長い前置きを聞かされて、本題にはいらず講義が終了しましたという感じが強い2冊ではありましたね。
もちろん、考え方は学べます。
しかし、具体的なお金儲けの仕方に関しては何ら言及されていない2冊でした。
宝くじコーナーに並ぶ夢見がちの人よりは、夢のない質素倹約生活
何とか体調は回復しましたが、床に入っている間は、あれこれ考えましたね。
どうしてもネガティブな考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え、です。
お金を節約。
すると?
あれも買えない、これもお預け。
なんだかつまらない。
夢がない。
こんなつまらない日常を生きていても意味があるのだろうか?
そんな、どうでもいいことばかりが頭の中で思考がグルグル回転していました。
もちろん、生きている意味がないからといって死にはしませんけどね。
生きている意味がない、イコール、死ぬ、ではないと思うので。
生きている意味なんてなくても、生きる、生き残るのが生物というものです。
ただ、あれも我慢、これも我慢というのは、今まで放蕩生活を続けてきた者からしてみれば、けっこうストレスなんだなということが分かりました。
少なくとも楽しくない。
しかし、逆に言えば、今までは、あれもほしい、これもほしい、その気になれば、借金してでも(ローンをしてでも)、いつでも買えるという前提があっての、楽しい暮らしだったということも分かりました。
いかに、未来に期待して、その幻想に酔って楽しいという気分を味わっていたのだということが分かりました。
これって、宝くじに当たったことを前提に、あれも買おう、これも買おうと夢見て、銀座や新宿などの宝くじ売り場に行列を作る人たちと何ら変わらないなということに気がつきます。
自分は宝くじはやらないし、ロト6もやったことがありません。
やったところで当たらないということが分かっているからです。
でも、今回の病床で、「宝くじは夢を買うものだ」とよく言われている言葉の意味がよーく分かりました。
結局人は、あれも買えるかもしれない、これに対してもお金を遣える、ということを夢見て、その夢を食べながら生きているんだな、と。
そして、宝くじ売り場に並ぶ人たちをバカにしていた自分も、結局は同じ穴の狢だったんだということもよーく分かりました。
質素、堅実、倹約生活。
たしかに夢がありません。
しかし、お金持ちになるための体力作りに必要な期間だと考え、耐えることにします。
節約も大事、投資も大事
お金が貯まるまでは、倹約が大事。
節約、節約!
でもね、必要なことにお金を払うことも大事。
投資ですね。
たとえばお金のことを勉強する本を買うこととか。
これは投資。
もちろん、投資した以上の金額を取り返すことが前提ですが、取り返す!
というわけで、明日、書店に行って、お金持ちになるためのマインドが説かれた本を探してきまーす。
思考は伝播する
仲の良い人、身近にいる人5~10人の年収の平均値が、だいたい自分の年収だとはよく言われていることです。
つまり、お金持ちはお金持ちの思考パターンがある。
貧乏人は貧乏人の思考パターンがある。
お金持ちはお金持ちになるべくしてなる考え方があるから、結果的にお金持ちになっている。
貧乏人は貧乏人になるべくしてなる思考パターンに基づいて行動するから、結果的に貧乏なままである。
で、やっぱり仲の良い人、気があう人というのは、思考パターンが似たもの同士のことが多いですよね。
「ヒルズやタワマンに住んでいる奴なんて、気取っていて冗談じゃないぜ」と言っている貧乏な人と、ヒルズやタワマンに住んでいる人が仲良くなれるわけありませんから、やはりヒルズに住んでいる人は、ヒルズに住んでいる人ならではの思考パターンを持っている人と仲良くなるわけです。
ということは、ふだん付き合う仲の良い人は金持ちの人がいればいるほど、自分も金持ちになれる思考を無意識に身につけられるのかもしれません。
思考は伝播するといいますからね。
逆に、どんなに金持ちの人も、競馬や競艇や宝くじが大好きで、生活保護をもらって生活していて、もらったお金はすぐに酒やギャンブルに消えていってしまうような生活をしている人たちと付き合えば、次第に彼らに感化されて貧乏一直線の考え方と行動になるのかもしれません。
それはそれで恐ろしいですね。
べつに無理して仲の良い人や、普段からお世話になっている人をカットする必要はないのですが、あまりに浪費癖があったり、刹那的にお金を遣いまくっている人ばかりが周りにいるようであれば、絶交とまではいかないにしろ、お付き合いするには距離を置いたほうが良いのかもしれませんね。